チョコレート
製造工程
process
チョコレートができるまで
チョコレートは、カカオ豆から作られるカカオマスをベースにココアバター、粉乳、砂糖などを原料に作られます。各製造工程では、厳しいチェックが行われています。
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原料の受け入れ
収穫後に発酵・乾燥されたカカオ豆が工場へ届きます。
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カカオ豆の選別
[クリーナー]悪い豆やゴミを取り除き、良い豆だけにします。
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焙炒
[ロースター]カカオニブを炒って、カカオ豆独特の香りを引き出します。
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皮の分離
[セパレーター]豆をくだいて、カワなどの取り除きます。(こうしてできたものを「カカオニブ」という)
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カカオニブの磨砕
[グラインダー]カカオニブには脂肪分(ココアバター)が55%含まれており、すりつぶすことでカカオマスになります。
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カカオマスの配合
[ブレンダー]チョコレートの風味をよくするため、数種類のカカオマスをブレンドします。
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混合
[ミキサー]カカオマスに、ミルクや砂糖、ココアバターなどを混ぜ合わせます。
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微粒化
[レファイナー]ロールにかけて、舌の先でもザラつきを感じないほどに、なめらかにします。
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精錬
[コンチェ]コンチェという機械で、長時間かけてよくねりあげると、チョコレートのあの素敵な香りが生まれます。
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チョコレートの調温
[テンパリング]チョコレートの温度を調整して、含まれているココアバターを安定した結晶にします。
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充填
[モールダー]型に流しこみ、振動を与え、気泡を除きます。
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冷却
[クーリングトンネル]冷却コンベアにのせて冷やして固めます。
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型抜
[デモールダー]型からチョコレートをはがします。
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検査/包装
[ラッピング]包装し、最後に段ボールケースに詰めます。
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熟成
[定温倉庫]チョコレートの品質を安定させるため、温湿度を調整した倉庫の中で一定期間熟成をさせます。
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チョコレートの完成